すっぽんもどき【豚鼻亀】

大脱走

ガラスの向こうから、こちらを見ている・・・

俺が見てるのに、見られてるような感じがする。

なぜだろう、まあるい瞳だからか・・・

瞼まで動く、水の中で開いたり閉じたりしている。

まるで、人間の瞳みたいだ!!


陸ガメと違い、ひれのような手足で、優雅に泳ぐ・・・

水槽が、大きければ・・みとれるだろうな・・・

そう思わせるほどの泳ぎを見せる。


底を歩きながら、じっとこちらを見ている・・・

何とも不思議・・・いつ呼吸をするのかさえ分からない・・

そんな奴【ぶたはながめ】に、一度だけビックリさせられたことがある。

あのときは、餓死させてしまったと本当に思った。


それは、ある朝のこと、水槽を覗くと・・・

奴の姿がどこにもない・・・えええ・・なんで・・・

まさかの、大脱走・・・信じられないどうやったんだ・・・?


必死になって探しまわったが、どうしても見つからない!!

無情にも時間だけは過ぎる、奴は水亀、長時間持つとは思えない・・

どうしようか、不安ばかり・・・干からびる前に探さないと・・

焦りまくりましたよ・・・


たぶん、半日以上は、外にいたと思うが・・・

子供が見つけてくれました。

まさかあんなところにいるとは・・・想像つかない!!

風呂場の隣にある、温水器の裏・・

子供が、何かごそごそ音がするというので気づいたけれど・・・


あのままじっとしていたら、干物になっていたに違いない!!

すっぽんもどき【豚鼻亀】

金魚への逆襲

やつ【豚鼻亀】をかってきたころは、5・6センチの大きさだった。

そのため、水槽も小さく、金魚とも仲良くやっていた・・・

今考えれば、仲良くではなく・・

食べたいけど、小さくて食いつけなかっただけ・・・

よく金魚に近づいては、逃げられていたことを思い出す。


あの頃は、全然生態も知らずに飼っていたので・・・

可愛らしく、悪いことするようにみえなかったのだ・・・

あののろまな動きからは、想像もつかなかった


ある時、1匹の金魚の様子がおかしいので悩まされたことがある。


胸鰭が、次の日に見たら、異様に短くなっているではないか!!

ちぎれたようにもみえるが納得いかなかった・・・

おかしな病気にでもなったのか・・・・?


まさかかじられたなどとは、思いもつかない・・

餌をやれば、金魚につつきまくられ食べれないこともしばしば…

なんて憶病なんだお前は・・・それでは餌、食べれないぞ・・

そんな心配を良くしたものだ・・


然し、金魚への逆襲は、みんなが寝静まった夜に行われていたのだ。

暗くなると、金魚はあまり動かずに、底のほうでじっとしている・・・

そこがやッの狙いだった、そっと近づきかみつく・・

普段の動きを見ていると想像できない程に、噛みつく瞬間は早い

あれなら、傷を負わされてもおかしくない・・・

間違いなく、夜はハンターに変身していた。


夜中、馬車馬車【バシャバシャ】 という音で、目が覚めることがよくあった。

初めに、生態がわかっていれば・・・、

今頃、金魚も無事でいたのかもしれない・・・?

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